社員を知る STAFF

30代女性

会報編集室勤務 
2014年入社(2017年8月~2018年4月産休・育休。 2018年5月復帰、時短勤務中)
前職:信託銀行

TKC出版を選んだ理由を教えてください。

大学卒業後、「お金を通じて人々の人生をサポートしたい」との思いから信託銀行に入社し、栃木県宇都宮市の支店に配属。60代~80代の方のお宅を訪問して、資産運用のための金融商品をご提案する営業の仕事をしていました。

お客さまの意向に沿った提案ができたときは「良い商品を教えてくれてありがとうね」と喜ばれ、大きなやりがいを感じていましたが、やはりビジネスである以上、どうしても支店ごとの数値目標は決められています。仕事を続けている中で、「本当にお客さまを第一に考えたご提案ができているんだろうか」「ノルマ達成が目的になっていないだろうか」と、モヤモヤした気持ちになることも、正直に言えばありました。

そうして入社から4年経った頃、結婚が決まって東京に引っ越すこととなりました。大きな人生の転機に、どうせなら新しいことにチャレンジしようと思ったんです。そして、「未経験OKの中途採用」を掲げていたTKC出版と出会いました。もともと大学では国文学を専攻していて本が好きだったので、言葉を扱う編集という仕事に興味があったんですよね。

それに、前職の勤務地だった栃木県宇都宮市には、TKC出版のグループ会社である(株)TKC(会計事務所向けサービス大手)の本社がありました。TKCといえば、宇都宮では超有名・優良企業。それに信託銀行のお客さまにTKCの会計ソフトを使っている税理士の先生がいて、「日本の中小企業のために日々頑張っている」というお話をよく聞いていましたので、「TKCは、社会貢献をしている企業グループなんだな」と良いイメージがあったのも、入社の決め手の1つです。

入社後に感じる自分の「変化」は?

一番大きいのは、価値観の変化です。TKCグループの理念は、「自利利他」(※)。TKCも当社も、そして税理士の先生方も同じ理念を共有しています。でも正直に言えば、入社してしばらくは、「そんなの建前でしょ」と思っていました(笑)。そうは言っても結局ビジネス、自分の利益こそが一番大事でしょうと。

でも当社に入社して月刊『TKC』の編集に携わる中で、「日本の中小企業を支援したい」 「世の中をよくしたい」と本気で取り組んでいる税理士の先生方や、その先生方をサポートするTKCの社員さん、そして当社の先輩方の姿を目の当たりにして、「本当にそうなんだ」と。血の通った気持ちこそが仕事のモチベーションの源になる――ということも肌感覚で理解でき、「自分もそうありたい」と心から思えたんです。新たな仕事観と価値観を手に入れられたことが、当社に入社して一番の変化であり、収穫ですね。

(※)「他のために徹底的に奉仕することが自分の利益(りやく)になる」との仏教のことば。

仕事をする上で大切にしていることは?

①遊び心を忘れないこと、②+αの仕事をすること、③自分本位にならないこと、の3つです。

「①遊び心を忘れない」というのは、インプットを増やすために欠かせないんですよね。インプットを増やせば雑談力が高まるので、取材先でのトークがはずんだり、新たな仕事のご縁につながるきっかけになったりしますから。

今は子どもがいて時短勤務のため、取材や出張をセーブしてもらっていますが、育休・産休前には月に1回くらいの頻度で出張がありました。出張時には時間の許すかぎり、地元グルメや名所めぐりを楽しんでいましたね。愛媛の道後温泉や松山城は本当にすばらしかったです……!あ、もちろん、ちゃんと仕事を終えてからですよ(笑)。

「②+αの仕事をする」というのは、インタビュー記事や講演録を作成するとき、「声にならない声」にきちんと耳を傾け、その人の本当に伝えたいことをきちんと誌面に反映できるよう心掛けている、ということ。言葉選びがうまくいって、「こちらの意向を汲んだ記事にしてくれて本当にありがとう」という感謝の言葉をいただいたときは、何よりもうれしいですね。

一番大事にしているのは、「③自分本位にならないこと」です。編集の仕事は、部署のメンバー、関係者、デザイナーさん、印刷会社さんとの連携があって成り立つもの。特にうちの部署では、皆で1つの制作物を作っているので、「自分さえよければ」という考え方で仕事をしていると絶対にうまくいかないんです。コミュニケーションよく情報共有して、常に相手や周囲の立場と状況を考えながら仕事を進めることを、何よりも大事にしています。

でもこの3つ、実はまだ全部、私にとっては道半ばの課題なんです(笑)。堂々と胸を張って言えるように、がんばります!

失敗談はありますか?

いっぱいあります、数えきれないほど(笑)。最近あった失敗は、先輩から「今日中にダブルチェックお願いね」と頼まれていた原稿のチェックをその日中に終えることができず、結果的に部署の皆さんに迷惑をかけてしまったことです。

時短勤務ということもあり、上司や先輩からは「時間が限られているのだから、『できないこと』があるのは当然。できないならできないと早めに伝えて、頼ってね」と常日頃から言ってもらっていたのですが、その時はいろいろな仕事を安請け合いして優先順位を間違えてしまって……。

結局、その仕事は部署の皆さんがフォローしてくれて事なきを得ましたが、スケジュール管理や仕事の優先順位付けは何よりも大事だなと痛感しました。それからは早めに上司に相談して、部署の皆さんの力を借りるようにしています。

先輩方は「伝わる文章」の作り方や写真の撮り方など、編集スキルをはじめとした技術面のサポートはもちろんですが、精神的なケアもしてくれるので本当にありがたいです。

例えば、原稿を作っているときは本当にこの構成でいいのか悩むことも多く、この先どうすればいいか分からない……という遭難状態に陥ることもしょっちゅう。でもそんなとき、先輩は必ず「大丈夫?」と声をかけてくれて、的確なアドバイスをしてくれます。ちょっとでも暗い顔をしていれば「何かあった?」と気づいてくれて相談に乗ってもらえますし、先輩にはなんでもお見通しなんですよね(笑)。時に厳しく、時に優しく、本当に親身になってフォローしてくれます。

皆が温かくサポートしてくれる環境で仕事ができ、「自分もこうなりたい」と思える存在が身近にいてくれるのは、本当にありがたいことだなとしみじみ思いますね。

ひそかな“野望”を教えてください。

オーストリア・ウィーンの「オーストリア・ギャラリー」にあるクリムトの「接吻」を見に行くこと。死ぬまでに一度はこの目で実物を見てみたいです。 それから、スペイン・バルセロナにある2026年完成予定の「サグラダ・ファミリア」を見に行きたいです。学生時代に一度行ったことがあるので、その時の姿と完成した姿とを見比べてみたいんです。2026年には子どもも9歳になるので、家族で一緒に見に行くことができたら、最高ですね。

ある1日の流れ

10:00
出社、部署ミーティング
10:20
メールチェック
10:30
原稿作成
12:00
部署の皆とランチ(お魚の美味しい定食屋さんへ)
13:00
外出(飯田橋で取材)
15:45
帰社、写真データ整理、メールチェックなど
16:20
1日のフィードバック(上司への報告、引継ぎなど)
16:30
退社
退社後は…?
夕食の買い出しをしてから保育園へ息子をお迎えに行き、帰宅後、夕食を作って家族で食事します。夫はお風呂や寝かしつけを手伝ってくれるので、本当に助かります!
血液型
O型
星座
やぎ座
趣味
美術館めぐり、ライブ、読書
好きな作家・漫画家
谷崎潤一郎、松本大洋

「ことば」を伝える、社会が変わる。