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3キャッシュレス決済への13(1)キャッシュレス決済の受入体制を作るメリット(2)「キャッシュレス・消費者還元事業」をぜひ活用しましょう 飲食店や小売店などでレジを利用している企業は、楽天生命パーク宮城の成功例のように、キャッシュレス決済の受入体制を整えることで以下のようなメリットがあります。①現金管理にかかる手間の大幅な削減②「オペレーションの効率化」による「生産性向上」③日常的にキャッシュレス決済を利用する外国人観光客など、今まで獲得できていなかった顧客の獲得 特に「生産性向上」は、今後日本の人口減が急激に進む中で全事業者において最重要課題と言っても過言ではありません。キャッシュレス決済の受入体制を作ることは、「生産性向上」という恒久的な効果を手に入れる第一歩といえます。 「キャッシュレス・消費者還元事業」においては、中小・小規模事業者がキャッシュレス決済を受け入れる環境を作る場合、今まで当たり前に必要となっていた初期費用が必要なくなるなど大きなチャンスとなっています。 一方で、事業開始の2019年10月1日に向けてかつてない社数の中小・小規模事業者がキャッシュレス決済導入を検討することになると想定されます。 さらに、キャッシュレス決済を導入する際には「キャッシュレス決済事業者」による審査もあることから、キャッシュレス決済の受け皿となるキャッシュレス決済事業者の受付処理能力を超える中小・小規模事業者が参画するとなると、2019年10月1日からキャッシュレス決済を受ける準備が間に合わないこと戦略的な対応を!

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