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4電子納税の進展と現状第Ⅰ章電子申告に関する現状と今後の方向性出典:財務省「第12回税制調査会 参考資料」平成29年10月16日(一部改変)○ e-Taxを利用して申告書等を送信した後、簡単なクリック操作により、事前に指定した預貯金口座からの振替で、即時又は期日を指定して納付○ 税目、税額等の納付情報をe-Taxに登録し、納付区分番号を取得して、インターネットバンキング等により納付【登録方式】○ 納付情報の登録は行わず、納税者自身でこれに相当する納付目的コードを作成、インターネットバンキング等により納付【入力方式】7図表1-6 国税の電子納税の概要e-Tax・ 事前に税務署・金融 機関に利用届出・ インターネットバン キング不要※平成30年1月〜、複数の金融機関 の口座を登録可能とする。ダイレクト納付① 申告・納付等  データ(ダイレクト納付選択)納税者② 納付書  データ③ 国庫振替金融機関e-Taxインターネットバンキング等を利用した納付税務署納税者② インターネット  バンキング等で  納付指図④ 領収済通知  (ペイジー経由)日本銀行(代理店)金融機関税務署① 申告・納付等  データ③ 納付情報 チェック⑥ 領収済通知  (ペイジー経由)④ 納付情報  チェックの  回答⑤国庫振替日本銀行(代理店)(1)国税に関する電子納税 国税における電子納税は、ダイレクト納付とインターネットバンキング等を利用した納付の2種類があります。 既に全税目が対象となっており、平成27年度の個人・法人の申告件数合計1,350万件(個人約1,000万件、法人約350万件)に対し、国税e-Taxによる納税手続が440万件であり、約3割が電子納税手続を使用しているものと推測されます(国税庁「平成27年度におけるe-Taxの利用状況等について」)。

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