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xiii①定期取引の自動計上従来、SX2では、任意(得意先の締日等)のタイミングで1件ごとに請求額を計上することしかできませんでした。しかし、業種によっては、一定の日にあらかじめ定められた契約金額を計上し、場合によっては「請求書」自体も発行しないケースもあります。例えば、「塾(習い事)・各種レンタル業・リース業・不動産賃貸業」などは、それに該当するでしょう。 こうした業種の利便性を高めるため、売上計上の仕組みを大きくレベルアップしました。当機能を活用することで、あらかじめ登録した取引区分ごとの得意先について、一括で請求額を計上することができるようになります。これにより、請求業務が大幅に合理化することが期待されます。②FinTechサービス機能を活用した入金データ消込機能インターネットの普及等により通帳記帳をしなくても、インターネット上から入金明細をダウンロードして、請求データの入金消込ができるようになりました。さらに、昨今のFinTechサービスの普及により、銀行データそのものを自動で取得し、入金消込に利用することも可能になっています。 これを受け、SX2では、売掛金の入金消込の方法の1つとして当機能を搭載し、自動で入金情報を取得し、学習機能により消し込みを合理的に実施できるようにしました。③財務締日、一括仕訳計上機能SX2とFXシリーズとのデータ連携によって、売上伝票の都度、リアルタイムでFXシリーズに仕訳が計上されていましたが、選択により月1回の財務締日(通常は月末)の一括計上ができるようになりました。これにより、不必要なマイナス伝票を会計上、起こしたくないというニーズに対応しています。 日々、経営環境は変化し、それにともない個々の会社ニーズも大きく変わることが予測されます。これからも利便性の高いSX2であるために、そうした変化を的確に捉え、適時、SX2の改訂を行っていきます。

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