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新規ビジネス成功の4条件などによって方法やゴールの時期も変わってくる。 単に流行だからとか、競合他社もやっているからといった程度の強い必然性がない場合は、新規事業はうまくいかない。何のための新規事業か、その目的に合致していることが第一のポイントである。そして、組み合わせ(ポートフォリオ)分析を行った上で、短期間に「選択と集中」の意思決定をし、限られた資源を最大限に無駄なく投下することがポイントである。 さて、次に成功事例からみた新規ビジネスの留意点を挙げてみよう。①自社経営資源を集中、調達できること②自社技術で差別化が可能であり、進出するマーケットが成長段階にあること③事業化のビジネスモデルを構築できること新規分野進出や新製品開発は、技術開発とマーケティングとを融合化、同期化することが重要である。また営業部門など関連する他の事業部門と連携は可能か、チーム力を発揮できるかがか重要である。顧客志向に合致し需要創造が可能であり、自社シーズ(自社技術)を組み合わせ、十分市場差別化が期待できるかがポイントとなる。18

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