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16④各章[経営ダッシュボード]要旨〈第Ⅰ章 飲食業の経営〉本書では飲食業経営につき、経営の論点をダッシュボード一覧で示して、スピード経営に対応するようにしています。飲食業の存立には、ブランド(のれん・店名)とビジネスモデルが必要です。これらを経営ダッシュボードの中で確認しましょう。経営動向が判明します。〈第Ⅱ章 飲食業の経営戦略と組織〉飲食業経営のマネジメントは、日々のローリング(経営の回しこみ)とコントロール(統制)につきます。この2つが整備されていることが必要条件となります。経営理念・経営戦略・経営組織をたえず確認することで自社飲食業(店)の経営力がつくものと確信しています。〈第Ⅲ章 飲食業のマーケティングとイノベーション〉飲食業の外部・内部環境変化に対応するべくマーケティングとイノベーションを柱に経営変動要素を確認できるようにしています。飲食業の経営は、日々意思決定の連続となっており、これら事象を一覧にしておくことでマネジメント処理がしやすくなります。〈第Ⅳ章 飲食業の財務会計・管理会計〉配置した各項目は、KPI(重要業績評価指標。組織や事業、業務の目標達成具合を計る定量的な指標のこと)で想定しているような重要業績指標の掲示ではありません。管理計数をマネジメントすることを目的にしています。〈第Ⅴ章 飲食業の税務・労務〉経営者は、会社法(431条・438条)を順守し、法人税法(74条)等の法令に準拠した適正かつ適法な申告を行うことが必要です。(会社法431条⇒会計の原則、会社法438条⇒計算書類等の定時株主総会への提出、法人税法74条⇒確定申告)マネジメント担当者は、飲食業経営の中で、日々経営課題の発生を処理しなければなりません。対策として重要な経営課題となる指標を抽出しておくことで問題整理ができます。具体的には常態管理指標を配置し、一覧ボードで管理することが有効な手段となります。本書では各章の冒頭に俯瞰図と並べて掲載しています。本書の基本概念

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