sample9269_57160
31/38

 ニ 定率法 法人税法では、平成19年4月1日以後に取得された減価償却資産に適用できます。 次の算式により、減価償却費を計算します。設 例【取得価額】1,000,000円(平成25年4月1日取得) 【法定耐用年数】10年 【定率法償却率】0.200 【改定償却率】0.250 【保証率】0.065521年目1,000,000800,0002年目3年目640,0004年目512,0005年目409,600327,6806年目262,1447年目196,6088年目9年目131,07210年目65,536◇6年目までは、〔調整前償却額>償却保証額65,520円(取得価額×保証率 0.06552)〕であるため、調整前償却額が償却限度額となる。 ◇7年目は、〔調整前償却額(期首帳簿価額262,144円×定率法償却率0.200≒【調整前償却額】期首帳簿価額(取得価額−期首減価償却累計額)×定率法の償却率【償却保証額】取得価額×保証率 ①〔調整前償却額 ≧ 償却保証額〕の事業年度    調整前償却額 = 償却限度額 ②〔調整前償却額 < 償却保証額〕の事業年度    改定取得価額 × 改定償却率 = 償却限度額注1)200,000160,000128,000102,40081,92065,53652,42839,32126,21413,10765,52065,52065,52065,52065,52065,52065,52065,52065,52065,520 65,536 65,536 65,536(65,536)200,000160,000128,000102,40081,92065,53665,53665,53665,53665,535800,000640,000512,000409,600327,680262,144196,608131,07265,5361期首帳簿価額調整前償却額償却保証額改定取得価額×改定償却率償却限度額期末帳簿価額83第3章 日常の会計処理のポイント

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る