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ⅳ)原材料 製品製造又は受託加工の目的で消費される物品で、消費されていないものをいいます。ⅴ)貯蔵品 消耗品等で未使用の物品をいいます。 ② 評価の方法 棚卸資産の取得価額は、その種類、品質及び型(以下「種類等」という)ごとに算出します。しかし、商品、製品等の棚卸資産は、頻繁に受入れや払出しが行われているものが多く、個別に取得価額を特定することが困難な場合が少なくありません。 したがって、次に示すような方法を種類等ごとに適用して算定した価額を持って取得価額とします。 ・個別法 ・先入先出法 ・総平均法 ・移動平均法 ・売価還元法 ・最終仕入原価法仕訳例1.新幹線の回数券11枚を110,000円で購入した。 ① 支払時に資産計上する処理 (借方)貯蔵品 110,000 (貸方)現金預金 110,000 ② 支払時に費用計上する処理 (借方)旅費交通費 110,000 (貸方)現金預金 110,0002.上記のうち、5枚を使用した。 ① 支払時に資産計上する処理 (借方)旅費交通費 50,000 (貸方)貯蔵品 50,00077第3章 日常の会計処理のポイント

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