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1730昭和25年図表1−1 年齢3区分別人口の推移(昭和25年〜平成26年)まずは、人口動向等について、主要な統計資料からその概観を把握しましょう。急激な少子高齢化の進展によって今後、社会保障制度が変わっていきます。それは制度の持続可能性という意味合いからと、患者・利用者の側に立って考えたとき、そのニーズが変わってきているからです。とくに医療保険制度、介護保険制度は団塊の世代が75歳以上になる2025年に向けて改革が進められています。平成26年10月1日現在の総人口は1億2,708万3千人(男6104.1万人、女6439.1万人)です。これを年齢階級(3区分)別人口の推移をみると図表1のようになっています。65歳以上人口は25年に比べ110万人も増加し、3,300万人と総人口に占める割合は0.9ポイント増の26.0%(日本人人口では26.3%)となっています。(%)807060504030201030354045505515〜64歳65歳以上0〜14歳75歳以上60平成2年121761.3%(77,850千人)26.0%(33,000千人)12.8%(16,233千人)12.5%(15,917千人)2226総務省第1章 介護事業の経営① 全国総人口と年齢階級(3区分)別人口(1) わが国の人口動向̶̶高齢化率は26%高齢化の進展と高齢者ニーズの現状介護業界の俯瞰

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