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 開業前は、仙台市立病院の整形外科医長ならびに救急センター医長を務めていた柴田常博院長。整形外科医として、目の前の患者の手術・治療に全力を尽くす毎日に大きなやりがいを感じていた。「正直、開業医になることはあまり考えていませんでした」と当時を振り返る。 大きく方向転換するきっかけとなったのが、生まれ育った実家兼会社のビルを取り壊し、クリニックモールを建設する計画が持ち上がったことだった。院長の両親は、勤務医生活が充実していたことを知っていたため、直接、「このモールに入ってほしい」とはいわなかったが、事例1 「生まれ育った地元に恩返しがしたい」との想いから、仙台市若林区のクリニックモール「大和町メディカルセンター」内で「しばた整形外科」を開業した柴田常博院長。「適切な診断・治療」「わかりやすい説明」「話を聞く」を徹底し、幼少の頃から院長を知る近所の人々だけでなく、多くの患者から信頼を得ている。○ 東日本大震災をきっかけに、地元への恩返しのために医療を提供することを決意。○ 「地域貢献」という想いをスタッフに伝え、全員が同じ想いを持って患者に対応。○ 持続的に地域に貢献できるように適切な経営管理に努める。22 医療法人常寿会 しばた整形外科(整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科)理事長・院長 柴田常博 (宮城県仙台市) 震災をきっかけに地元に恩返しすることを決意ココがクリニックのポイント!「地元への貢献」を目指し患者の健康をサポートする

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