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元気手帳 幕末・明治 先覚者編 ◉ 7◆長岡藩士。北越戊辰戦争で焦土と化した長岡に、支藩の三根山藩から見舞いの米が百俵送られてきた。長岡藩士たちは食糧不足に苦しんでいたが、長岡藩大参事の小林虎三郎は「食えないからこそ、教育をするのだ、学校をつくるのだ」と米を売り払い、その代金を漢字だけでなく国学も教える国漢学校に注ぎ込んだ。“米百俵”で未来を創った小林 虎三郎(こばやし とらさぶろう)第一章 信念に生きた幕末の志士百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる。

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