sample9263_57153
3/28

はじめに本の法人企業のうち、7割が利益法人でありました。その後バブル経済が弾けた平成3年頃からその比率は逆転し、今や7割が欠損法人となっています。このことは、今日黒字企業になることがいかに難しいかを物語っています。中小企業にとって何もしなければ赤字になってしまう、赤字が当たり前の時代に入ったということです。儲かる」時代でした。誰もが脱サラをし、創業を目指した時代でもありました。誰が社長をやってもそこそこ儲かった時代でした。ですからとりたてて社長が「数字」に強くなくても、またマーケティング戦略などを講じなくても、会社は回っていました。ンドなどの追撃は激しく、顧客のニーズも変化しています。一昔前のようなビジネス感覚では到底「社長業」は務まらない時代なのです。日本が戦後復興期を迎えた頃、私はこの世に生を受けました。昭和50年ぐらいまでは日日本経済が右肩上がりのときは、「作れば売れる」「仕入れれば売れる」「仕事をすればけれども今は違います。中小企業を取り巻く環境は激しく変化をしています。中国やイ1はじめに

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る