れる安いタオルに押され、７００軒あった業者が１５０軒にまで減少した。泉州に本社を持つ東進の大和谷進社長は、この苦境を脱するべく新世代のタオルの開発に着手した。ポリエステルを使い、早く汗を吸って早く乾くように工夫し、新素材の抗菌繊維を織り込むことで「臭わないタオル」を作り上げた。いう価格で売り出すことにした。大阪市泉州地区は日本一のタオル産地だ。しかし、ここ10年ほどの間に中国から輸入さ大和谷社長は昔からの「タオル素材は綿１００％」という業界常識を覆し、レーヨンや開発に手間をかけ、高級感を持たせ、通常数百円が相場とされるタオルを１０００円と◉株式会社東進業界常識を覆して新商品を開発 12
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