まずは「かっこ書」を飛ばして条文を読んでみよう 分にアンダー(サイド)ラインを引き、その他の場合はまずは飛ばして読みます。 なお、このかっこ書の便利さを知らない者からは、かっこ書を外して平たい文章 で書くべきだという意見も見受けられますが、仮にそのような書き方にすれば、すべ てのかっこ書に主語、述語等が必要ですから、条文の量が膨大なものとなり、また、 その条文全体を読まないと、その条文が自分が直面している問題に関係があるの かないのかが判明しないという繁雑さを招くことになります。 【法人税法2条12号の6[編注:現物分配法人の定義規定]】まずは「かっこ書」をすべて飛ばして読み、次のことを理解します。次に、「現物分配」とは何かを定めている「かっこ書」を読みますが、二重かっこ書(波線の箇所)は飛ばし、次のことを理解します。102条文例
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