sample9244_57129
17/42

   第3節 判例の意義とその重要性    第4節 判例の読み方  292308 1 判例の特定とその入手 ──「LEX/ DB」を利用すれば欲する   判例の検索・入手は比較的容易 309 2 判例集には時系列、法条別に掲載したものや理論的立場から   整理したものなどがある 310 3 民事事件(行政事件を含む)の判決書は「主文」、「事実」、   「理由」から構成 312 4 判例は、その読む目的に即してその事件の具体的事実との関   連性に立脚して読む 314 5 裁判所の判断の予測等を目的とする判例研究の場合は、さらに   深い読み方が必要 315 1 判例の重要性──判例の働き 292 2 「判例」は法律上の論点についてなされた裁判所の判断 293 3 「傍論」(余論)には判例としての拘束力はない 293 4 法律上の論点についての判断には“結論命題”と“理由付け    命題”とがある 294 5 具体的事実を前提として法律的効果を述べる命題及び重要な   事実と射程範囲との関係 295 6 判例は学説に具体的素材と結論を提供し、学説は判例に理論    面で寄与 296 7 判例も情勢の変化に伴い変更される 298 8 最高裁の専権に属する判例変更は遡及効を有する 299 9 判例の働き・その1「実務の支配」──判例は裁判官を事実上   拘束するが故に、その実務に及ぼす影響は大きい 300 10 検察官や弁護士を通じて判例を動かし、作り上げることも税理士   の大きな役割 302 11 判例の働き・その2「法の創造」──税法を含む民事の分野   では「判例法」が重要な役割を担う 303 12 判例の働き・その3「解釈の統一」──最高裁による司法判断   の統一には上告理由の制限等、制度上の限界がある 304 13 最高裁の憲法判断は慎重に行われる 304 14 高裁等の事実認定は最高裁を拘束 306

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る