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27―他人を幸せにできる人が幸せになる企業が売上を決めることはできません。売上を決めることができるのはお客様だけです。企業にできることは、商品やサービスを通して、社会に貢献し、人々を幸せにすることです。お客様は幸せになるためにやってくるのですから。知識も技術もノウハウも、みんな人を幸せにするためのツールです。そのお礼が、感謝や売上となって返ってくるのです。その意味で、事業の目的とは、売上ではなく、社会に貢献することになります。経営は、事業という手段を通じて、どのように社会と関わり、人として生きていくかという、生き方の探求そのものだと思います。それは、自分の大切な命の時間を他の命のために使うこと、そして、そこにこそ本当の幸せがある、ということを実感することに他なりません。人は仕事を通して、社会の中で自分の役割を見出し、幸せになることができるのです。事業の目的は、人を幸せにすること

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