ジョブズはアップルを時価総額世界一の企業にし、「最高のCEO」とまで称賛された。しかし、成功以上に多くの失敗をしてきた経営者だった。だが、ジョブズのすごい点は、失敗した昨日のことをくよくよ悩むのではなく、明日に向かって進むことに全力を傾けた点だ。歴史を見れば、成功した人は、過去の失敗で立ちどまらなかった人であり、失敗した人は失敗で立ち止まり動けなくなった人にすぎない。過去をあれこれ悩んで立ち止まっているのは時間の無駄だ。心のエネルギーは明日に振り向けることだ。Macintoshはパソコンの歴史を作ったが、ジョブズはアップル社を追い出された。満を持して立ち上げたネクスト社では新製品を出すまで3年もかかり、挙句に新製品は売れず経営は赤字となった。同じ頃に経営していたピクサー社も画像処理コンピューターが販売不振で、ジョブズの個人資産を投じてかろうじて生き延びていた。Ideas learned from Steve Jobs11過去の失敗に立ちどまるな！
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