sanple9200_57043
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こうした赤岩先生の主張は私も全くの同感です︒というのは︑私もかねてより︑﹁問題には現象問題と本質問題の二つがあるが︑近年の中小企業問題の大半は現象問題ではなく本質問題である︒ゆえに︑いまや変わるべき・変えるべきは本質問題への対処︑つまり経営者自身︑とりわけ︑その心と背中である⁝︒﹂と︑言い続けてきたからです︒こうした見方・考え方は︑決して理論・理想論ではありません︒私は過去およそ四十年間︑全国各地の中小企業の現地に赴き︑現地研究を行ってきました︒これまで訪問調査した中小企業は六五〇〇社を優に超えますが︑好不況に関係なく︑長期にわたり安定的に好業績の中小企業は︑例外なく人格・識見・能力の優れた﹁いい経営者﹂と︑﹁いい経営理念﹂に主導された﹁正しい経営﹂がぶれず実行されていることを調べ尽くしているのです︒ですから︑赤岩先生が現場を知り尽くしている方で︑この国の未来のために︑いい中小企業を増やしたいと︑真剣に考え行動してくれている方であることは︑すぐに分かりました︒本書は︑こうした姿勢を貫いてきた同志︑赤岩先生が﹁中小企業経営者のあり方・生き方﹂を問うた渾身の労作です︒中小企業やその経営に関する書物は巷に数多くあります︒しかしながら︑その多くは︑経営ノウハウやその運用に関するモノが多く︑中小企業の盛衰を決定づける﹁中小企業の推薦の言葉3

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