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7元気手帳 4一匹目のカエルは後ろ向きの性格で、もがいても桶からはい出ることはできないだろうと、すぐあきらめてしまい、ブクブク沈んでしまいました。二匹目のカエルは、運命に任せるカエルでした。「生きるか死ぬかは神が決めること」と何もせず、これもブクブク沈んでしまいました。三匹目のカエルは、大変なことになったが、とにかくガンバローと、一生懸命もがき続けました。すると、足元が少し硬くなってきました。ミルクを足でかき回したので、バターができはじめたのです。三匹目のカエルはしばらくして、それを足場にピョンと桶の外に飛び出すことができました。三匹のカエルある日、大きな牛乳の桶の中に三匹のカエルが落ちてしまいました。

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