⑷複式簿記の原点は商売繁盛規定は、形を変えながら「1794年プロシア一般国法」、わが国商法のベースとなった「1861年一般ドイツ商法典」へと引き継がれています(前頁図表)。「日々の真面目な記帳」は、誰のためにするものでもない、「商取引上のトラブルや税務署から、自分の会社を守るために自ら進んで行う行為である」という認識が、これらすべての法典の根底に流れていることをぜひ理解してください。て、会計の仕事に就く私たちは会計の無力感に苛さまれてきました。「会計なんかしっかりやったって儲かりゃしない。帳簿を書いているくらいなら現場で働け」というのが中小企業の親父さんの感覚なのです。親父さんが経理を担当している奥さんに「何やってるんだ!現場が忙しいんだから、そっちを手伝えよ!」と罵声を浴びせかけるのが日本の中小企業の実態なのです。索してみてください。次から次へと「本業に集中したい経営者は、経理業務を税理士に丸投げしましょう」とうたう会計事務所が出てきます。それでは、わが国の簿記会計の現状はどうでしょうか。長い景気低迷に悩む日本にあっためしにインターネットで「会計事務所」「税理士」「丸投げ」などの言葉を入力して検いな0441 「決算」は経営者自身のために
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