質的役割とは何か」などについて確固たる論拠もなしに、お客様に無理強いしても、限界があります。では、どうすればよいのか。た。しかしそれらの文献からは満足できる答えを得られませんでした。「それならば、高度な研究機関に身を置き、自分で海外の諸文献を研究するしかない」。そう思い立った私は、税理士の実務をこなしながら、東京大学法学部大学院の受験に挑戦することを決意しました。4月に修士課程に入学、5年後の1998年(平成10年)3月には博士課程を修了しました。当時の私は、こうした疑問に確信をもって答えることができませんでした。確かに「なぜよそに頼まず自分の会社で経理処理をするべきなのか」「会計事務所の本あれこれ悩んだ末に、会計学・簿記学・商法などに関するわが国の文献を調べてみまし仕事後の時間をやりくりしての受験勉強の末に何とか合格し、1993年(平成5年)そうした末に、ようやく「これが正しい」と思える1つの結論が見えてきたのです。0361 「決算」は経営者自身のために
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