図1-4加速度変化の法則3直線では見えない世界を(変化の度合い)11このような時代こそ「経営計画」が大切ですよ、と申し上げると、決まって返ってくるのは、「先が見えないから作れない」という言葉です。確かに、未来を確実に予測できる人は誰もいません。しかし、さまざまな条件を基に仮説を立て、その仮説を検証して、自己の取り組みの正しさを検証することはできます。この仮説は闇夜を照らす道標になるのです。幕末の大儒者である佐藤一斎は『言志晩録』13条において、「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜に憂うことなかれ。只一燈を頼め」との言葉を残しています。この「一燈」とは人生理念であり、企業にとっては経営理念です。そして、それを具現化するための道筋を示すもの、これが経営計画書なのです。このような時代だからこそ、経営計画書を作り、それに基づいた経営を行うことが大切なのです。1 2 3 4 5 6 7 8 9 10(時間)本質はこう動く!人は安定的な変化を求めるが…以降のページは省略していますどう読むか
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