8社長が知っておきたい ハラスメント対策column厚生労働省は「令和5年度 職場のハラスメントに関する実態調査」で、パワハラとセクハラが起きる職場の特徴をまとめています(詳細はP37へ)。いずれも、上位となった特徴は「常に人手が不足している」「従業員の年代に偏りがある」「上司と部下とのコミュニケーションが少ない/ない」。多忙によるストレスや、世代間の価値観差を埋められないことが、ハラスメントの原因になっていることがうかがえます。また、年配者は違和感を抱かない発言や行動も若者がハラスメントととらえる、年配者が若者から嫌がらせを受けるなどにより「○○ハラ」という言葉が続々と生まれています。●こんなにある! 今どきのハラスメントスモークハラスメント。喫煙者が非喫煙者にタバコの臭いで苦痛を与えたり、受動喫煙をさせたりすることケアハラスメント。介護をしながら働く従業員へ、解雇や降格等の不利益な対応をとることテクノロジーハラスメント。ITの知識が乏しいことをバカにしたり、過剰に叱責したりすることエイジハラスメント。年齢を理由に差別や嫌がらせをすることロジカルハラスメント。正論や論理的な言葉で追い詰めることレイシャルハラスメント。人種や国籍等を理由にした嫌がらせのことスモハラケアハラテクハラエイハラロジハラレイハラ起こりやすい職場とは?ハラスメントが
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